火垂るの墓は公開時、苦情が殺到していた [火垂るの墓]
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製作秘話
映画『火垂るの墓』は、1988年/昭和63年の公開時、宮崎駿監督作品『となりのトトロ』と同時上映された。
先に企画された『となりのトトロ』は、当初、60分程度の中編映画として企画されており、単独での全国公開は難しかった。
そこで同時上映作品として、高畑勲監督作品『火垂るの墓』の企画が決定した、という経緯が伝えられている。
最終的に、両作とも上映時間は90分近くなり、長編2本体制で公開された。
アニメ映画界の二大巨頭の代表作、しかも作風も物語も印象も全く相反する内容の作品を一緒に観ることができたが、
当時としてみれば地味な素材であった上、東宝宣伝部が消極的だったことや、
高畑・宮崎両監督の一般的な知名度も現在ほどではなく、
公開日が春休み後の中途半端な時期でもあったため、配給収入は5.9億円と伸び悩んだ。
『となりのトトロ』のような楽しいアニメを見ようと映画館を訪れ、楽しいトトロを見た後に『火垂るの墓』を見て、衝撃を受ける、涙が止まらない、茫然自失で席から立ち上がれない観客が続出したという。
そのため、
「上映の順番を逆にしてくれればよかったのに」
という声も少なくなかった(一部映画館では先に火垂るの墓が上映されている館もあった)。
たが評論家からは好評で、『キネマ旬報』の日本映画ベストテンでは6位に食い込んでいる。
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火垂るの墓は公開時、苦情が殺到していた
製作秘話
映画『火垂るの墓』は、1988年/昭和63年の公開時、宮崎駿監督作品『となりのトトロ』と同時上映された。
先に企画された『となりのトトロ』は、当初、60分程度の中編映画として企画されており、単独での全国公開は難しかった。
そこで同時上映作品として、高畑勲監督作品『火垂るの墓』の企画が決定した、という経緯が伝えられている。
最終的に、両作とも上映時間は90分近くなり、長編2本体制で公開された。
アニメ映画界の二大巨頭の代表作、しかも作風も物語も印象も全く相反する内容の作品を一緒に観ることができたが、
当時としてみれば地味な素材であった上、東宝宣伝部が消極的だったことや、
高畑・宮崎両監督の一般的な知名度も現在ほどではなく、
公開日が春休み後の中途半端な時期でもあったため、配給収入は5.9億円と伸び悩んだ。
『となりのトトロ』のような楽しいアニメを見ようと映画館を訪れ、楽しいトトロを見た後に『火垂るの墓』を見て、衝撃を受ける、涙が止まらない、茫然自失で席から立ち上がれない観客が続出したという。
そのため、
「上映の順番を逆にしてくれればよかったのに」
という声も少なくなかった(一部映画館では先に火垂るの墓が上映されている館もあった)。
たが評論家からは好評で、『キネマ旬報』の日本映画ベストテンでは6位に食い込んでいる。
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