ジブリ 豆知識 不入りを隠蔽！サクラを300人動員―劇場公開の裏事情

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不入りを隠蔽！サクラを300人動員―劇場公開の裏事情 ジブリ 豆知識


松竹と東宝の戦略の違いがすごい！

当時の松竹は、弱体の上に『となりの山田くん』営業担当が初心者であり、
西日本には封切り映画館がほとんどないといった「とんでもない状況で勝負」しなければならず、「やる前から負け」だったとプロデューサーが述べている。

また松竹は、
劇場公開に客席数の多い大型の劇場を用意し、それがかえって「ガラガラ」を印象づける結果となってしまった。
逆に東宝は、
中小の劇場で公開し、行列を作り出すことによって「繁盛している」とアピールする戦術を取っている。


不入りの事実を隠蔽するためサクラ投入

ゴシップ誌『噂の眞相』での映画会社社員による覆面座談会形式の取材を基にした記事によると、
松竹は劇場の客数不入りを隠蔽するため、公開初日に社員約300人を丸の内ピカデリーに招集し、サクラにして客席を埋めた。
動員された社員には、前日に「劇場に顔見知りがいても、けっして挨拶しないように」との通達が出された。
また松竹は、スポーツ紙や週刊誌の記者に歌舞伎のチケット、スカーフなどを配布するなど、マスコミ対策を実施した。


―子どもたちの夢を描くジブリ作品の裏側で、配給会社は色々とやってるんですね。。。 まだまだあります、問題作（？）となりの山田くん制作秘話！次に続く！


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タグ：ジブリ 東宝 松竹 となりの山田くん 裏事情 不入り サクラ