もののけ姫は『七人の侍』から衣装を決めた―裏情報 豆知識

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もののけ姫は『七人の侍』から衣装を決めた― 裏情報 豆知識


衣装デザイン

製作時にはヤックルの走りの分解図、カヤ達エミシの村の娘達の衣装、アシタカが扱うエミシの矢の形（鏃は黒曜石で三枚羽）など、細かい指定が大量に書かれていた。

中でも特徴的なのが、「帯の位置」である。

着物の常識が失われているため帯の位置は高くなっているが、"本来はへそ下である"と注意書きがされていた。
一方、その下には「これは『七人の侍』の三船敏郎以来の結び方、アシタカだけに使う」とあった。
これは主人公アシタカの「現代の若者性」／「若さと未熟さ」といった暗示であるのか？と意味を問われた宮崎駿は、
「三船のあれは、子供だってことでしょ」
と答えている。
市場を行き交う人々や、成熟した大人として描かれるジコ坊の帯の位置は低い。


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タグ：もののけ姫 七人の侍 衣装 デザイン 三船敏郎 宮崎駿 アシタカ